フェルナンデスUSAシリーズのAPG100です。余計なギミックを廃しギター本来のクオリティーを高めることをコンセプトに設計されたモデルで、ルックスもフェルナンデスギターの中ではロック限定っぽい印象は薄く、見た目も音も幅広いジャンルで使っていただけると思います。APG-100はGLAYのHISASHI氏も愛用していたそうですこのモデルは95年発売で、96年製以降は22フレットに仕様変更されておりますがこちらは24フレットですので、この個体は95年あたりのものと思います。また、ボディー厚も仕様変更後の物より5mm厚めです。ボディーは木目が薄らと透けて見えるブラックにゴールドパーツが映え、アーチドトップと合わさって派手すぎない高級感を感じました。ボディーバックはマホガニー、トップはメイプルで20mmの厚みがあります。ネックは薄めで、ハイポジションも24フレットまでストレスなく弾けます。テールピースは弦交換の際にも脱落しにくい便利な設計です。フレットはやや凹みが見られますが個人的には演奏していて気になる程度ではありません。ネックは概ね真っ直ぐ、12フレット上で6弦側1.75mm、1弦側1.2mm程度と低く設定しております。ボリューム、トーン、セレクター、正常です。変更点としてゴールドのピックアップカバーがついておりますが、リアピックアップのポールピースのピッチがズレております。個人的には気になりませんが気になる方は外すか交換された方が良いかと思います。また、カバーはロウ漬けやハンダでの固定はせず、被せているだけですので歪ませて弦などに触れない状態ですとノイズが乗ります。（個人的には弦に触れていれば特に気になりません）気になる方はカバーを外していただいた方が良いかと思います。使用感はございますが年式を考慮すると大事に使われているかと思います。付属品は社外品のギターカバーです。こちらは少し売却を迷っているので気が変わりましたら取り下げます。